■工事評価点UPのコツ
キホンは「工事成績採点表及び考査項目別運用表」「施工プロセス」のチェックポイントを出来る限りつぶしていくこと。
何が無くても、コレが出来なければ「話」になりません。
そのキホンができたなら「付加価値」をつけること。
付加価値をつけたら、アピールと「先回り」をすること。
まず、この3点が行うことができたなら「工事評価点」で悩まなくて済むでしょう。
工事成績採点表、これはキホンというだけあって「工事成績向上」の大前提です。
しかし、見逃していたり、理解していないことが多々あります。
自分では履行しているつもりでも、発注者がチェックできないこともあります。
採点方法を知り、分析することが工事成績向上の第一歩です。
以前は、見た目の「出来栄え」などの主観で「評価」が変わったりしました。
現在も「出来栄え」のウェイトが高いですが、見た目では無く「数値的管理」が「出来栄え」の評価に変化しています。
つまり、主観では無く、いかに数値的に評価するかが、重要視されている。
(現状では、それが均一で公平だと思われている)
そこに不満は感じますが、数値的な満足度を達成できない施工であれば、主観も入らないのです。
最終的な出来形や出来映えだけが重要では無く、施工中のマネジメントが重要でありキホンなのです。
キホンができれば「付加価値」をつけることになりますが、これは「主観」の問題になります。
いかに、努力を伝えるかですが、プロセスと密接な関係にあります。
発注者がプロセスをチェックする過程で「現場の努力」を「主観的要素」を向上させるのです。
ただし、そこにはちょっとしたテクニックが必要ですし、コミュニケーションとプレゼンテーション能力も必要となります。
「配置技術者」は技術レベルだけが大事ではなく、総合的レベル向上が必要なのです。
そして、企業としては、個人が突出することなく、レベルを均一に向上させなければなりません。